2018年11月6日
アイヌの人たちは北海道に先住し、独自の言語であるアイヌ語を持ち、ユカラをはじめとする口承文芸やイオマンテなどの伝統的儀礼、あるいは特有のアイヌ文様などに代表される豊かな文化を発展させてきました。
現在、伝統的な生活様式をそのまま続けている人はいませんが、アイヌの伝統文化の中核の部分は、今日までしっかりと伝承されています。
現代のアイヌの人たちは、その文化の伝統を基礎として、新たな民俗文化の特色を育みつつあります。
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~ アイヌ文化に学ぶ、エコロジーの原点 ~ |
沙流川流域のアイヌ民族の伝統や生活文化を解説し、興味深く理解できるよう、展示方法も趣向を凝らしています。
北方の独自の文化を育て、豊かな知恵と、おおらかな精神でひとつの時代を築いた、アイヌ民族のすべてが分かります。
~英国人考古学者の夢と情熱が偲ばれる~ |
英国人考古学者・人物学者のニール・ゴードン・マンロー博士は、アイヌの生活民俗の研究のために二風谷に移住し、研究のかたわら医者として奉仕活動に生涯を捧げた人です。
永眠後、住宅兼医院であったここは記念館として北海道大学へ寄贈され、北方文化の研究に活用されています。
~ コタンを形成するチセ(家)を再現 ~ |
故萱野茂さんが40年にわたって大切に集めてきたアイヌの伝統的生活用具をはじめ、世界の先住民族の民具や会が1,000点以上を展示しています。
~ 母なる川 、沙流川の今と昔を伝える ~ |
平取町内で発掘された先史時代からアイヌ文化期に至るまでの出土品を収蔵しているほか、沙流川の自然や人との関わりを楽しく学べます。
~ 木彫りや刺繍などを体験 ~ |
ここでは木彫や刺繍なども体験ができます。
講師が丁寧に指導致しますので、お気軽に挑戦してみてください。
伝統的民芸品の展示販売もしています。
~ アイヌの生活が偲ばれる伝統的行事 ~ |
アイヌ語でチプサンケとは舟おろしを意味し、古来から伝わる技法で造られた舟を進水させる儀式で、毎年8月下旬に沙流川で行われ、アイヌの人々の生活がしのばれる行事です。
~ 先住民族の文化財を豊富に展示 ~ |
アイヌの北海道における文化遺産の保存と文化の交流。アイヌのコタン(集落)を再現したコーナーなど、北海道の先住民族の文化財を豊富に展示。わかりやすく紹介しています。
~ アイヌの文化遺産を展示 ~ |
静内地方のアイヌの人々が日常生活に用いた民具などを100種類以上も保存・展示しています。
なかでも儀式に使われたエゾオオカミの頭蓋骨は、イギリスの大英博物館など世界に3つしかない貴重な遺産です。
~ 静内川流域に広がる国指定の史跡 ~ |
「寛文9年(1669年)蝦夷の乱(シャクシャインの戦い)」において重要な役割を果たしたといわれる遺跡群。
静内真歌に2か所、静内目名、静内豊畑、静内農屋に1か所づつあります。
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