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観音山と石像観音

様似漁港を見下ろす観音山は、アイヌ語でソピラヌプリ(崖滝の山)、和人が住むようになってからは、その釣鐘状の形から「円山」と呼ばれていました。1895(明治28)年、廃寺となっていた蝦夷三官寺・等?院を再興すべく様似に来ていた塚田純田は、等?院の背後にそびえる円山に、信者からの寄進により西国33札所にならって33体の観音石像を建立します。そして、1897(明治30)年、等?院は12年ぶりに再興されます。観音山山頂には車で行くことができますが、山頂入口に道路に覆いかぶさるようにたたずんでいるのが、観音山の御神木。樹齢400年以上のカシワの大木で、昭和48年に北海道の記念保護樹林にも指定されています。今でも、この根元の如意輪観音から順に巡拝していく「お山かけ」と呼ばれる行事が毎年6月、等澍院により続けられています。

住所〒058-0027
様似郡様似町潮見台 (観音山公園)
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お問合せ先様似町役場商工観光課
TEL 0146-36-2119
公共交通旧JR日高本線西様似駅から徒歩15分
[都市間バス等利用の場合]
札幌から道南バス高速「ペガサス」号にて「浦河ターミナル」で下車し、東町(日赤前)へ行き、ジェイ・アール北海道バス「様似」方面へ乗換え、「西町」下車、徒歩15分
車アクセス札幌から国道36号線または道央道・日高道を通り、国道235号線、236号線、336号線を進み、様似町西町の国道を左折(看板あり)
駐車場あり
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