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和助地蔵尊
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和助は、江戸時代後期に幌満に住んでいた「斉藤和助」という人物。
もともとは南部(岩手県)の人で、昆布採りのかたわら旅館を営んでいました。
1799(寛政11)年、江戸幕府が様似山道を開削するときに非常な便宜を図ったということで、冬島から幌満に至る海産物に関する一切の権利を幕府から与えられるなど、土地の分限者として人々に慕われていました。
1862(文久2)年に91歳の天寿をまっとうしたとき、その徳を偲んだ様似場所請負人・近江屋藤重郎と幌泉場所請負人・福島屋善四郎らによって建立された白御影石の地蔵尊が「和助地蔵尊」です。
様似山道の東口(幌満)からトレッキングされるときは、このお堂にお参りして、通行の安全を祈願されてはいかがですか。
なお、和助の孫で、幌満で生まれた義三郎は、後に函館大経(はこだてだいけい)と名乗った日本ジョッキー(騎手)の魁ともいえる人物です。
住所 | 〒058-0002 様似郡様似町幌満 GoogleMapで表示(外部ページ) |
お問合せ先 | 様似町役場商工観光課 TEL 0146-36-2120 |
公共交通 | 旧JR日高本線様似駅からジェイ・アール北海道バス「幌満」下車、徒歩で3分 [都市間バス等利用の場合] 札幌から道南バス高速「ペガサス」号にて「浦河ターミナル」で下車し、東町(日赤前)へ行き、ジェイ・アール北海道バス「様似」方面へ乗換え、「えりも」方面行き乗換え「幌満」下車、徒歩3分 |
車アクセス | 札幌から国道36号線または道央道・日高道を通り、国道235号線、236号線、336号線を進み、様似町字幌満の国道を左折(看板あり) |
駐車場 | あり |